昭和の駄菓子屋シリーズ【ごえんがあるよ】

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【ごえんがあるよ】

ダウンロード (9)

・・・その名の通り1つ5円である!

 

 

なんといっても1つ5円である、半袖半ズボンの小学生の子にはたまらないお値段である。人生で初めていわゆる「大人買い」をしたのは私の記憶が確かならばこのごえんがあるよである。

多くの駄菓子はもちろん、小学生でも一本単位、一個単位で買えるように袋から出され、バラ売りにされている。しかし、こいつだけは違った。 10個繋がった状態で店内に吊るされている唯一の駄菓子。

【10個綴りバージョン】

ダウンロード (11)

私のお小遣い日は毎月1日だった。そして毎週土曜日が入っていた野球チームの練習で、その帰りに帰り道が同じ本家の息子と駄菓子屋によるのが私の駄菓子屋ワーク。月に1度お互いのお小遣いの日があり、暗黙の了解で何か1つおごるという協定が締結されていたのである。

しかしある時私は10連のごえんがあるよの存在に気づいてからというもの、密かに大人買いをしようと企んでいたのである。今ならもちろんいつでも買えるような値段であるが、5円×10=50円は低学年の小学生にしてはなかなかの大金。ごえんがあるよを大人買いすると他の物には手が出せなくなってしまう。おごってあげれなくなる・・

葛藤すること3ヶ月、それでも今日こそは決意をし、その朝を迎えた・・

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